いままで色んな習慣化のテクニックを学んできたけど、
もっと他にないの?
そうね。
今まで「小さく始める」「強化の原理」「if-then プランニング」など
色んなテクニックを紹介してきたけど、
他にも色々な細かいテクニックがあるからまとめてみたわ
習慣化のための戦略
目標を紙に書き出す
具体的な目標を紙に書き出して、壁の見やすい場所などに貼っておきましょう。
そして、それを見るたびに達成したときのイメージをありありと思い浮かべるのです。
このようにすることで目標を見るたびにポジティブな感情を思い起こし、モチベーションを高めることができます。
目標を達成した時の自分をイメージする
目標を達成したときの自分をありありとイメージしてみましょう。
ダイエットによって「健康的な身体・精神」や「理想の体型」を手に入れ、喜んでいる自分自身をイメージするのです。
こうすることで、日々の習慣化のモチベーションを高めることができます。
ダイエットのメリットに意識を向ける
ダイエットで得られるのは理想の体型だけではありません。健康的なダイエットを行えば、例え目標体重に達する前であっても健康面で様々なメリットを享受することができます。
食事面についてバランスの良い食事をとるようにすれば、身体・精神の調子を整え、病気を予防して健康を増進することができます。
運動面についてウォーキング、ジョギングなどに取り組めば、減量だけでなく心臓病・糖尿病・高血圧症・脳梗塞・抑うつ症・大腸がんなどの病気リスク低下、アンチエイジング効果、健康な骨や筋肉・関節の形成および維持、高齢者の身体を丈夫にする効果および転倒リスクの低減など、数多くのメリットを享受することができます。
このようなダイエットの様々なメリットに意識を向けて、ポジティブな感情と結びつけることでダイエットのためのモチベーションを高めることができます。
環境を整える(ステップ数の管理)
習慣化に取り組む前に、取り組みが容易になるよう環境を整えておきましょう。
ポイントは以下の2点です。
①習慣化したいことはすぐに始められる状態にする
②習慣化の邪魔になる要素はあらかじめ取り除いておく
これは習慣化のための基本的なテクニックであり、「ステップ数の管理」とも言い表すことができます。習慣化したい行動をするまでのステップ数は少なくし、習慣化の邪魔になる行動のステップ数は増やしておくわけです。
例えば、毎日英語の勉強をしたいなら、勉強机の上に予めテキストや単語帳を置いておき、誘惑になりそうなテレビのリモコンやスマホ、ゲーム機などは取りづらい場所に置いておくのです。
このような事前の準備をしておけば、より楽に習慣化に取り組むことができます。
これをダイエットに応用してみたらどうなるでしょうか。
例えば、毎日ランニングをしたいなら、すぐに着替えられるようにシューズやジョギングウェアを用意しておくと良いでしょう。さらにもう一歩すすめてジョギングウェアを部屋着として着てしまっても良いかもしれません。
習慣づけは1つに絞る
身につける習慣は月に1つに絞りましょう。少ないと思うかもしれませんが、現実に人間は一度に多くの習慣を身につけることができません。
その理由は、以前もお話ししたように人間の「意志の力」には限りがあるからです。
習慣化できていない行動を習慣化する過程では「意志の力」をたくさん使う必要があります。
よって、一度に多くの習慣を身につけようとすると「意志の力」を使い果たし、どれもこれも中途半端に終わってしまう可能性があるのです。
自分の持っている有限の「意志の力」を多くのものに分散して使うことはやめましょう。
習慣を身につけたいのであれば、1つ身につけたらまた1つ進むといったように、焦らず着実に進めることが大切です。
結果ではなく、行動したかどうかに注目する
「小さく始める」でも言及しましたが、行動の結果に完璧を求めるのはやめましょう。
完璧を求めてしまうと、できなかった時の失望感が習慣化を妨げてしまいます。
例えばウォーキングを行うのでしたら5分でも良いので実行に移してみて、実行できたときは自分を褒めてあげましょう。
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